２０１９年　新年明けましておめでとうございます。

今年で西沢薬局は６６年目を迎えることが出来ました。これもひとえに皆様方のご愛顧の賜物と深く感謝いたしております。昨年は、本店に続き西沢薬局中川店も健康サポート薬局の届出が受理されました。皆様の健康へのお手伝いをこれからも続けていきたいと思います。

今年最初の投稿は「冷え」に関してです。

寒い日が続いていますが、冷えでお困りの方に向けての薬膳をご紹介します。冷え性そのものは病気ではありませんが、冷えにより免疫力低下、関節痛、月経痛、むくみ、新陳代謝の低下（＝太りやすくなる）など様々な病気を引き起こします。冷え性を改善することは病気を未然に防ぐ意味でとても重要です。

冷え性改善は普段の生活における工夫がとても大事です。体の中から温める食材、食事をうまく取り入れていきましょう！東洋医学では冷えには２タイプあります。

陽虚（ようきょ）【「気」が不足している人】・・・　食欲が無い　だるい・疲れやすい　しもやけができる

瘀血（おけつ）【「血」の循環が悪い人】・・・肌荒れ　肩コリ　頭痛　月経痛のある人　太りやすい

○おすすめ食材

陽虚には体を温めて冷えをとる食材・・・もち米　牛肉　エビ　山芋　かぼちゃ　ねぎ　ニラ　大豆　りんご

瘀血には血行を良くして体を温める食材・・・玄米、青魚（サバ　アジなど）にんにく　生姜　唐辛子　ごま　小豆

陽虚も瘀血もあてはまる！という方はもちろん両方の食材をうまく利用しましょう

レシピ・「おかゆ+薬膳あんかけ」

①白米に玄米またはもち米を混ぜておかゆを作ります

②鶏がらスープ（スープの素をお湯に溶いてもOK）を

片栗粉でとろみづけをします

③とろみ付したスープに

すりおろした生姜を少々加えます

④塩少々で味をととのえたら

おかゆにかけて出来上がり！

＊鶏がらは体のエネルギーを補給する効果が抜群です

＊咳が出ているときはしょうがの代わりに大根のすりおろし、のどが痛いときはネギ、疲れているときは

乾燥えび、乾燥帆立を加えるなどアレンジ出来るのでおすすめです。