温活とアンチエイジング
薬膳のすすめ
寒さが日に日にきびしさを増し、いつのまにか木枯らし1号を迎えて冬がやってきました。
東洋医学では、寒さから身を守るためエネルギーを蓄えようとします。そのことで全身の巡りが悪くなりホルモンバランスや老化をつかさどる「腎」の動きが弱まり、気や血のめぐりも滞りやすいです。
ということで冬におすすめの食材は黒い食材です。
黒ゴマ、黒豆、黒きくらげ、海苔、ナッツなどです。
からだにエネルギーを補充して、内側から身体を温めてくれます。
さらに血管を若返らせてくれて老化予防としても最適です。
今回は滋養強壮効果が高いエビ、腎の働きを助けるきくらげ、冷えに役立つニラを使った
レシピをご紹介します。疲労回復効果のある玉子を加えることによりマイルドな味になっています。ニラをホタテにしてもおいしいです。また、手軽に桜エビにしてもOKです。
◎ニラときくらげとエビの卵炒め
材料
ニラ1束 きくらげ(乾燥)5g エビ適量 玉子2個
塩こしょう少々 しょう油小さじ1 ごま油適量
①乾燥きくらげは水で戻して一口大に切っておく。ニラは5cmに切っておく。
②溶きほぐした玉子に塩コショウを入れて、ゴマ油で半熟にいためておく。
③フライパンにゴマ油を追加してえびを加え、ニラときくらげを軽く炒める。
④いためた玉子を戻し入れて、しょう油で味をととのえて出来上がり