初夏の陽気と新ごぼう|足立区、亀有の健康サポート薬局

薬膳のすすめ

初夏の陽気と新ごぼう

薬膳のすすめ 

新緑が目に映えるようになり少しずつ暑い日が増えてきましたね。
これからだんだんと気温が上がって本格的な夏が近づくのを感じます。
夏は楽しいことがたくさんで私の大好きな季節ですが、その前に梅雨がありますね…そして梅雨の季節は体に水分をため込まないように水毒の食材を多用することが多いです。
水毒とは身体に水分がたまりがちになりめまい、頭痛、むくみなどを引き起こします。
体調が悪くなる前に未然に防ぐことで毎日快適に過ごせるように準備しておきましょう。

そんなときにおすすめなのが新ごぼうです。

春から初夏に出回る若いごぼうです。
全体的に白っぽく肉質が柔らかくアクも少ないのが特徴です。
また水溶性食物繊維が豊富で便秘解消でお肌にもいいです。

 

新ごぼうのたたき

 

①塩以外の調味料を合わせて溶かしておきます。(ガラス容器で)
②ごぼうをめん棒や包丁の背でたたいてヒビをいれ、親指ほどの大きさに切ります。
③沸騰した湯に塩を入れごぼうを1~2分ほどゆでザルにあげます。
④ごぼうが熱いうちに①で合わせた調味料に浸します。
⑤最後の白ごまをかけて出来上がり。

◎酸味は季節の変わり目や雨の多い天気の憂うつな気分を安定させる作用があります。
高血圧、不眠、ストレスを感じるという方は食事で積極的にとることをすすめます。

◎ゴマに含まれるセサミンは老化を防ぐ作用があります。いろいろな料理に加えるこ
とができますが脂肪分も多いので極端に取りすぎないように注意してください。

 

西沢薬局 薬剤師
国際薬膳食育士 岩見 奈帆子

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